土地と価格と間隔の感覚
時代は都市に人が流れている。田舎から都市へ。狭く、高く、窮屈な都会の魅力はなんだろう。広く、安く、広すぎる田舎にいると何かを失うのだろうか。
変化は可逆性がある方へ流れる。一度田舎に住むと都会のペースに戻ることは大変だ。そのギャップは大きく、そこから置いていかれる恐怖が付きまとう。一方都会にいると、いつでも田舎に行くことはできるように感じる。
ポートランドは田舎に出来た都会で、ダウンタウンの賃料は東京と同じくらいだ。近くに大都市シアトルがあり、車で1時間もしないところに自然がある。そして多くの企業が支社を持ち、働くにも困らない。
都市と自然との距離と、田舎にいておいていかれ不安。自分が住んでいる場所への、誇りとオリジナリティを保てるこの場所は、お金さえあればとても丁度いい。
アメリカンアウトドア
いつかの日曜日にホストファミリーについて行って、近くの公園を散歩。公園にはトレッキングコースとキャンプサイト、川では釣りができる。近くにこんな公園があるだけで、住みたくなる。
とある釣り人に喋りかけたところ、彼は今年の春にメキシコからカナダまで歩いて旅をしたそう。5ヶ月かけて歩き、8個の靴を履き潰したらしい。
群馬に引っ越してから、アウトドアに興味が出ている古今、羨ましい話だ。アメリカに住みたいと思う。気軽に散歩できるトレッキングコースとハードに楽しめる楽しみと、規模の大きな自然。うらやましい。
今日の単語 #9 walk-in
Yelpで美容室を探して、良さそうなところに入ったら、Are you walk in? と聞かれた。状況的に、Appointmentはなかったし、Yesと答えた。ここにくる前に、Welcome walk in と書かれた看板も見ていて、おお。これは、予約なし飛び込みという意味だなと理解した。
カネがない、ジカンがない
コーヒーが美味しい。ビールがうまい!と聞いていたポートランド。
しかし、ホストファミリーの家と学校の往復。週末の半分は勉強して、半分はトレッキングというか、散歩などして終わって行く。あっという間に滞在予定の半分が過ぎた。英語の能力は3ヶ月じゃどうにもならないのかもしれないけど、なんとかきっかけをつかみたい。必死に勉強しているが、疲れたので今日は髪を切りにダウンタウンへ。待ち時間に小さいビールをBAILEY'S TAPROOMで。頼んだのはJava the Hop。ジャバザハットから決めるのか。飲む量も回数も格段に減り、すぐに酔う。
食べ物は一つも置いていない。最初はなんともなかったが、アメリカの食べ物に飽きてきたここ最近。お金も減るばかりで、英語はなかなか成果でず。就職活動をそろそろ考えないといけない。